Midnight Radio

こじらせ日記

ロックスター

いい音楽を聴いてると自分と重なる部分があると感じるけど、これはみんなそうなんだろうと思う。

具体的なことを歌っているようで全ての人に通ずること、そういうものを文章に出来る人って、すごい。

素敵な歌を書く人は完璧な人じゃなさそうなところも好き。

ロックスターが若くして死んで神格化されることがあるけど、そもそもクリエイティブなものを作るのって負のエネルギーが必須なんじゃないか。

好きなミュージシャンのことを調べると、内向的な人、破天荒で社会性の乏しい人のどちらかを言われてるやつが多い。


そういう人は、いわゆるノーマルな人と築けなかったコミュニケーション、社会的にはみ出してしまう不安感を作品やらに吐き出しているのかなって。


スミスのモリッシーとか完全にノーマルじゃないけどそこにときめいちゃう人が沢山いたわけで、社会不適合なアブノーマルを体現しちゃったらカリスマ性を持ったって言うところにノーマルなふりして疲れきってる人が憧れてんのかなって
私もそうなのかなって思う。

カート・コバーンが商業主義や偶像化を毛嫌いし、ずっと譲れないものに固執してゆっくり壊れてしまったところに神秘性みたいなの持ってる人も少なくないと思う。

ライ麦畑でつかまえてがバイブルな人って沢山いるでしょ。(私がそうなんだけども)


世の中って8割くらい人の悪口で作った人間関係で出来てる気がする。すごい脆い。

人の容姿を馬鹿にしたりその場にいない人の噂話をすることで、作った絆ってなんなんだろう。

私はそういう人でありたくない、容姿や価値観全て、マジョリティの人と違うことはすべて魅力だと思いたい。

マイノリティでいると本当に生きづらい世の中だけど、私はロックスターと同じなんだってしょうもないことを思って正気を保っている。